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  • 2014.09.06 Saturday
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そういえば最近食べてないなぁ

ポッキーとかずいぶんと食べていない気がします。
というか、チョコ製品自体縁遠くなっちゃってますね。
そんな訳で…という訳でもないですけどこんな話を前に書いていたのを思い出したので載せときます。
こんな状況、リアルではもちろんの事ですが漫画とかでも最近見かけないですよねぇ。










――15時54分 地球、高町家――

「……。」
「ユーノふん、ほっひういへうえないふぉふぁへあよ〜(ユーノ君、こっち向いてくれないとダメだよ〜)?」
「ほらほら、男は度胸やで〜?」
「そうだよ。 頑張って、ユーノ。」

ユーノは目の前の光景にどうしたらいいのか困惑していた。
ポッキーなるお菓子を口にくわえて反対側を自分の方に向けているなのは、二人をニタリ顔で急かすはやて、そして顔を赤らめながら二人を応援するフェイト。
何故なのはの自室でこんな状況になっているのか、それは数時間前にユーノの元に来た一本の電話がきっかけだった。


――12時20分 無限書庫――

今日も今日とて業務に精を出していたユーノはポケットに入れていた携帯電話が震えだしたので作業を一時停止した。
通信ウィンドウではなくこちらに連絡が入ると言う事は地球にいるなのは達かな、と思いながら携帯を開くと案の定ディスプレイにははやての携帯番号が表示されていた。

ピッ!

「もしもし、はやて。」
『あっ、ユーノ君。 今って忙しい?』
「ん〜、そうでもないよ。 どうしたの?」
『えっとな、今からこっちに来てもらう事って出来る? ちょおユーノ君に手伝って欲しい事があるんよ。』
「少しかかるけど大丈夫だよ。 何かあったの?」
『それじゃあなのはちゃん家で待ってるからよろしくな〜。』

ガチャン!

「…切れちゃった。」

はやての畳み掛けるような口撃に具体的な内容を聞く間もなかったユーノ。
とりあえず急いでいるみたいだったので今やっている業務を区切りのいい所まで進めつつ司書長に早退許可を申請し、さらに地球への転送許可も申請する。
普段業務に使っているリソースを別作業に割いているのに他の司書と同レベルの作業スピードなのは流石といった所だ。


――15時05分 地球、ハラオウン家――

「ありがとうございました、リンディさん。 突然の申請に対応してくれて。」
「ふふふ、お安い御用よ。 なのはさん達の急な任務の時に比べれば時間もあった事だしね。」

ハラオウン家のトランスポーターを介して久しぶりに地球にやってきたユーノは、一路高町家へ向かう。
ミッドと違い年齢的に車は使えないし飛行魔法なんてもってのほかなので自らの足で海鳴を駆けるのだが、最近運動不足だったせいで直ぐに息が上がってしまう。
「昔はもっと走れたのになぁ…」と思いながら早足程度に抑えながらトボトボと歩いていると、携帯が震えた。

ピッ!

「もしもし、はや『おっそいでーユーノ君! 女の子を待たせるたぁどういう了見や!?』…ご、ごめん! もう少しで付くから。」
『あと5分以内で着かんかったらまた女装させるで〜!』
「分かった分かった。 それじゃあまた後でね。」

ピッ!

既に疲労困憊なユーノでも既に目的地は目と鼻の先なので余裕で5分以内につく事が出来るだろう。
というか、のんびりナレーションしている内にもう高町家の前まで着いたユーノであった。

――15時37分 地球、高町家――

なのは特製の紅茶を振舞われて一息ついたユーノは早速何故自分が呼ばれたのか聞く事にした。
携帯で何度かかけ直してみたのだが何故か繋がらなかったので何故呼ばれたのかさっぱり分かっていないのだ。

「えっと、僕に手伝って欲しい事ってなに?」
「それはコレや!」

そう言ってはやてが取り出したのは細い棒が4本、それぞれに1・2・3・王と書かれている。
「一体これは何?」という表情を浮かべるユーノを見てなのはとフェイトが解説を加える。

「コレは『王様ゲーム』って言うお遊びに使うクジだよ。」
「王様ゲーム?」
「うん、みんなでいっせいにくじを引いて王様になった人が他の人に好きな命令を言えるんだ。」

日本では飲みの会なんかでよく催される『王様ゲーム』だが当然の如くミッドには伝わっておらず、無限書庫で情報を扱うユーノも流石にこういった文化については知らなかったようで。
とはいえコレだけの情報でそれがどういった物なのか理解したユーノは至極自然な返答をする。

「で、コレと僕が呼ばれた事と何の関係が?」
「それは…その…。」
「も〜ニブチンやなぁユーノ君は。 クジが4本でココに4人おるんやから答えは一つやん。」
「つまり、今からその王様ゲームをやろうっての?」
「Exactly(その通り)!」

思わずユーノは天を仰いだ。
わざわざ業務中に呼び出しておいて何かと思えばゲームのお誘いだったらそりゃあ誰でも呆れる。
しかしすっかり乗り気なはやて達に水を差すのも気が引けるし、早退してしまった以上今更帰っても仕方がない。
そんなわけでしぶしぶ王様ゲームに参加することになったユーノであった。

――15時55分 地球、高町家――

最初の内は『王様の良い所を言う』とか『よく読む雑誌を答える』とか言う簡単なやつで一喜一憂する程度だった。
だが次第にワル乗りしてきた3人(言うまでもなく女性陣)がトンだ命令をしだした時点でユーノはいやな予感がしていたが、すでに逃げ出せる雰囲気ではなかった。
『頭を撫でる』とか『髪を梳く』、『バリアジャケット交換』とかどんどん恥ずかしい命令が繰り出されていった(ちなみにユーノは6割近く命令されている)。
そして極めつけが冒頭のポッキーゲームだ。
王様になったはやてがユーノとなのはの番号をズバリ指名して、なのはもノリノリでポッキーを咥えだしたもんだからさぁ大変。

「ユーノくーん、はよせんとなのはちゃんの顎が疲れてまうで?」
「う、うん、分かってるけど…いいのかな?」
「王様の命令は絶対、だよ、ユーノ。」

流石にこれは拙いんじゃないかとはやての方を向くも、二人は取り付く島もない。
かといってなのはの方を向くとポッキーを咥えたままキョトンと首を傾げている。
このまま何もしない訳にもいかず、かといって逃げるわけにもいかないユーノは意を決してポッキーを咥えるべくなのはに近づく。

「おぉ! やっとやる気になったんかユーノ君。」
「ふぁひふはふぃへたよ〜(待ちくたびれたよ〜)。」
「ふわぁ…。」

顔を真っ赤にしながらポッキーのチョコ部分を咥えるユーノ。
それを確認したはやての合図で二人は端から少しづつポッキーを食べていく。
恥ずかしさで目をつぶりたいユーノであったが、事前に聞いたポッキーゲームの説明で『相手をしっかり見つめなければいけない』と釘を刺されていた。
無論そんな決まりなど無いのだが、王様ゲーム同様こういう文化もあるんだとあっさり信じていた。

ポリ、ポリ、ポリ

ポッキーを齧る度にお互いの顔が近づく。
ユーノの視界にはなのはしか映っておらず、彼女の瞳に映り込んだ自分の姿まではっきりと見える。
端から頬を赤くしていたフェイトはもちろん、けしかけたはやても口を閉ざして二人の様子をドキドキしながら見守っている。
そしてポッキーが残り2cm弱となり、お互いの吐息も感じられる位近づいた時…。

コンコン

「なのは〜、紅茶のお代わり持ってきたわよ〜。」
「「!!?」」

ノック音と共に向こう側からなのはの母親である所の桃子さんの声が聞こえた。
どうやら気を利かせて紅茶を持ってきてくれたようだが、いかんせんタイミングが悪かった。
ポッキーは折れるしバランスを崩したなのはがユーノの方に倒れこむしその様子をはやてが写メに撮ったりフェイトがオロオロしたりと広くない部屋の中で右に左に大騒ぎ。
ドアの向こうでその様子を聞いていた桃子は「あらあら、もう少し待った方が良かったかしら?」と思ったとか何とか。

―not to be continue―

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